$1.00 入力 / $5.00 出力(1Mトークン)

GPT-6.1 Terra

OpenAIが2026-10-26に発表した「速くて安い」コンピュータ操作モデル。前世代のGPT-5.6 Terraの上位後継で、標準API料金はGPT-5.6 TerraとGPT-6.1 Solの50%下。

入力 / 1M$1.00
出力 / 1M$5.00
コンテキスト1,050,000
最大出力128,000
GPT-6.1 Terraの料金と仕様: 入力$1.00・出力$5.00、1.05Mコンテキスト、272K超は2倍
ページ別OG画像(1200×630)
●最終更新: | 一次情報: OpenAI公式ブログ・公式モデルページ・公式料金ページ

短くまとめると

  • 料金は入力$1.00・キャッシュ入力$0.05・出力$5.00(USD/1Mトークン、公式モデルページ)。キャッシュ入力は入力の5%
  • 前世代はGPT-5.6 Terra。公式ブログの逐語は「A significant step up from GPT‑5.6 Terra」。GPT-6.1 Solの後継ではありません(Solとは同世代の別グレード)
  • 1,050,000トークンコンテキスト・128,000トークン最大出力。知識カットオフは2026-06-01(公式モデルページ)
  • 272,000トークン超の入力は「リクエスト全体」が入力2倍・出力1.5倍。長文一括処理は割高になります
  • reasoning effortは none / low / medium(既定)/ high / xhigh / max。入力はテキストと画像、出力はテキスト
  • ChatGPT Work・Codex(Plus/Pro/Enterprise/Edu)とAPIで提供。APIのモデルIDは gpt-6.1-terra
  • 公式ブログにリリース日の明記はありません。第三者報道は2026-10-26で一致(当サイトはこの点を明記して掲載)

GPT-6.1 Solとの関係(公式の記述だけで整理)

「後継か派生か」は推測せず、公式の逐語だけで整理します。

論点公式の記述当サイトの整理
前世代「A significant step up from GPT‑5.6 Terra」GPT-5.6 Terraの上位後継
Solとの関係「Its standard API prices are 50% lower than those of GPT‑5.6 Terra and GPT‑6.1 Sol」同世代(GPT-6.1系)の別グレード。Solの後継ではない
使い分け「For the most complex coding tasks, GPT-6.1 Sol and GPT-6 Astra remain the better choice.」最難関のコーディングはSol/Astra

出典: OpenAI — Introducing GPT-6.1 Terra(2026-10-29取得)

料金(USD / 1Mトークン、公式モデルページより)

Standardは公式の記載値そのまま。Fast・Batch/Flex・Ultrafastは公式の倍率(2倍・50%引き・6倍)から当サイトが算出した参考値です。

項目StandardFast(2倍)Batch / Flex(50%引き)
入力$1.00$2.00$0.50
キャッシュ入力$0.05$0.10$0.025
キャッシュ書込(1.25倍)$1.25$2.50$0.625
出力$5.00$10.00$2.50

※ 公式の注記: キャッシュ入力は「入力の5%」、キャッシュ書込は「入力の1.25倍」(30分保持。12時間保持は$2.50)。BatchとFlexは50%引き、Fast modeは2倍、地域処理は+10%。

出典: OpenAI — GPT-6.1 Terra(Pricing)(2026-10-29取得)

272Kトークンの壁:長文を1回で流すと割高になる

公式の注記は「272,000入力トークンを超えるプロンプトは、リクエスト全体が入力・キャッシュの2倍、出力の1.5倍で課金される」。1.05Mのコンテキストがあっても、長文を1回で送ると単価が上がります。

ケース計算金額
300,000トークン入力+5,000トークン出力
(1回で送る)
入力 $2/M × 0.3 + 出力 $7.5/M × 0.005
※272K超のため入力2倍・出力1.5倍
約$0.64
同内容を100,000トークンずつ3回に分ける
(文脈が分断されない場合)
入力 $1/M × 0.3 + 出力 $5/M × 0.005
※272K以下なので等倍。出力5,000トークンは各回に分けて合計
約$0.33
  • 「1.05Mコンテキスト」と「1.05Mを1回で送る」は別の話です。272Kを超えるとそのリクエスト全体が割増になります。
  • 会話を長く続ける用途ではキャッシュ入力$0.05が効きます。ただし272Kを超えた時点でキャッシュも2倍($0.10/M)です。
  • 数字はすべて公式の倍率からの計算値です。実際の課金はAPIのレスポンスで確認してください。

仕様(公式モデルページ)

コンテキスト
1,050,000
最大出力
128,000
知識カットオフ
2026-06-01
入力
テキスト・画像
出力
テキスト
reasoning effort
none〜max
ツール
computer use / MCP
スナップショット
gpt-6.1-terra

出典: OpenAI — GPT-6.1 Terra(2026-10-29取得)。ツール呼び出しはResponses API経由です。

ベンチマーク(すべてOpenAIの自社ハーネス・自社公表値)

以下の数値はOpenAIが自社の評価ハーネスで測った公表値です。第三者の独立検証ではありません。

ベンチマークGPT-6.1 Terra比較対象(公式ブログの記述)
Agents' Last Exam(v1・medium effort)GPT-5.6 Terraより15ポイント高約3分の1のコスト。max effortではClaude Opus 5.5比で約3倍トークン効率・約9倍低コスト/タスク
MMMU-Pro(視覚推論)全ての推論設定でGPT-5.6 Terraを上回るGPT-6 Astra・GPT-6.1 Solに「ほぼ匹敵」(低コストで)
OSWorld 2.1(デスクトップ操作)medium effortでGPT-5.6 Terraの最高スコアを上回るタスクあたりコストは「ほんの一部」
Terminal-Bench 4.0(max effort)50.3%GPT-5.6 Terraの公表値21.5%の2倍超
Terminal-Bench-Science 0.1(max effort)GPT-6.1 Solを上回るOpus 5.5まで5ポイント以内・推定コストは5分の1未満
社内エラー誘発プロンプト(low effort)エラー率16.7%GPT-5.6 Terraは53.6%(約37ポイント改善)

出典: OpenAI — Introducing GPT-6.1 Terra(2026-10-29取得)。Arena等の第三者スコアは本ページ公開時点で未確認です。

提供先・提供段階

  • ChatGPT Work・Codex: Plus / Pro / Enterprise / Edu の全ユーザーに提供(公式ブログ「available to all Plus, Pro, Enterprise, and Edu users」)。
  • API: モデルID gpt-6.1-terra で提供(公式ブログ・公式モデルページ)。
  • 提供段階は一般提供(GA): 待機リスト・プレビュー等の記載は公式ブログにありません。
  • 第三者情報: GitHub Changelog は2026-10-26に「GitHub Copilotで一般提供(generally available)」と告知しています(当サイトは第三者情報として扱います)。

出典: OpenAI — Pricing and availability(2026-10-29取得)

使いどころと注意

  • 量をこなす処理に向く: 請求書の読み取り→会計ソフトへの入力、フォーム入力、動画編集など、公式ブログが挙げる「日常業務の反復」が想定用途です。
  • 最難関のコーディングはSol/Astra: 公式ブログも「For the most complex coding tasks, GPT-6.1 Sol and GPT-6 Astra remain the better choice」と明記しています。
  • 安全性: サイバーセキュリティ分野でPreparedness Frameworkの「Critical」しきい値に該当すると公式が記載。詳細はシステムカード。
  • 料金・仕様は変更される可能性があります。契約前に必ず公式ページで確認してください。

関連: GPT-6.1 Sol · 料金比較 · トークン計算機 · リリース年表